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世界中の子ども達にフットボールを届けてきた19歳の新たな夢

MY FOOTBALL KITのSNSでもご紹介している、世界中を旅して子ども達にサッカーを届ける高岡快斗さんが約4カ月の旅を終えて帰国されたということなので、彼の地元である兵庫県に行ってきました。

高岡快斗さん(19歳)

高岡快斗さんとの出会い

彼との出会いはオンライン打ち合わせです。今後のやりたい事への情熱が、画面越しからも伝わるプレゼンでした。PowerPointを使って説明される真っ直ぐな彼の今後の夢の説明に、驚きと、素直に応援したい気持ちが湧きました。

SNSでもご紹介しているように、彼は高校時代、冬の高校サッカー選手権の兵庫県代表で全国のピッチにたった選手です。そんな彼がサッカーを続けず世界を旅して、サッカーを通して成長できた体験を世界中の子どもたちに届けたい。MY FOOTBALL KITのコンセプトにかさなる想いを高校を卒業して実行しようとしている事に改めて驚いたのです。 

しかも、世界中を旅する資金はクラウドファンディングで調達し、支援するMY FOOTBALL KITも購入してくれました。 

▼旅の様子は快斗さんのnoteにて国ごとに想いを書かれています。是非読んでみてください。
https://note.com/nanasinio_a

旅の最中もmoltenに連絡をくれて、支援した子どもたちの様子や感じた事を共有してくれていました。

快斗さんが経験したこと

この約4ヶ月の旅でどのような事があったのか、直接会って色々とお話しを聞きました。


最初の方は分からないままMY FOOTBALL KITを届けていくうちに、支援を受ける子ども達への考え方が変わりました。
今までの経験や知識から、「その環境にいる子ども達は貧しいから不幸である」という先入観を持っていましたが、彼らは貧しさはあるけど不幸ではない。
MY FOOTBALL KITを組み立てたり、サッカーをやっている時の笑顔・真剣な顔は不幸ではないと思った。ただ、大事なのは環境なのかな、と考え始めました。
ラオスの奥地ではやる仕事が決まっている。カンボジアの子ども達もサッカー選手になる事を諦めている。
僕自身、目標に向かって頑張っている事が一番の思い出です。高校1年生の時にケガをしてしまい、周りの同級生は上の学年の試合に呼ばれ公式戦に関わっている。
そんな焦りがある中でも、自分の目標に向かって真っすぐに向き合ってきた時間が最高な思い出です。
こんな経験を旅で知った子ども達にも経験してほしいと思いました。

きっと子ども達自身が目標を解決する経験、友達の存在があるからこそ頑張れる。

快斗さんは「学校を建てたい」ということが、旅を通して次の目標になりつつあるようです。
きっかけを届けてきたけど、その後の継続的な成長も考えた結果だと思います。

快斗さんの新たな目標

そして最後に、旅を通して快斗さんの目標が動き始めます。

「もう一度サッカー選手になってプロを目指します」

旅の終盤は、本場のサッカーを見る機会が多く、スタンドに座っている自分に違和感を感じ、正直な気持ちとして、
「ピッチに立ちたい。やっぱりサッカー選手としてプロになり、有名になりたい。」と語ってくれました。

「やっぱりサッカー選手という”夢”になるよね」ではなく、サッカー選手が“目標”という事です。
子どもの頃はなりたい職業を夢として考え、成長と共に“夢”が“目標”になる。

 改めて快斗さんに夢をお聞きすると、
「夢はサッカー選手として有名になって、サッカー選手でいながら子ども達に関わっていきたい。影響力が大きい存在であることで、支援も充実させたい。」

現役選手でありながら「学校を建てる」といった夢が実現される事を、MY FOOTBALL KITとしても寄り添い、応援させて頂きます。



    ▼高岡快斗さん インスタグラム

    https://instagram.com/t_hayato2484?igshid=MzRlODBiNWFlZA==